診療例

外科矯正

矯正治療開始時

FP・IOP
X-Ray

動的治療終了時

FP・IOP
X-Ray
主訴 アゴが出ている 診断名 叢生を伴う下突咬合、下突顎、上後退顎、上突歯列、下後退歯列
初診時年齢 15歳3か月 性別 男性
抜歯部位 上顎両側第一小臼歯(4番)2本、下顎両側第三大臼歯(8番)2本 動的治療期間 33か月
使用装置 スタンダードエッジワイズ装置 口腔内ゴムの使用 14か月
保定装置 上Begg type retainer 下canine to canine
治療費用(税別)
相談料
保険治療
検査診断料
保険治療
治療費
保険治療
診断時の特記事項
上顎骨の後退と下顎骨の前突による骨格的な下突咬合。患者さんと相談し外科矯正治療を選択した。
レントゲン所見
上顎骨の後退と下顎骨の前突が認められる。上下の骨の前後的なギャップを補うため上の歯列は前突し下の歯列は後退している(デンタルコンペンセーション)。
批評・予後
術前矯正治療によりデンタルコンペンセーションを改善した後、手術により上顎を前上方に下顎を後方に移動した。その後9か月の術後矯正治療により噛み合わせの微調整を行った。歯並びが綺麗になるとともに咬み合わせもしっかりしている。下顎の突出感、上顎の後退感は解消し側貌も綺麗になった。
リスク
手術に伴い下唇の感覚に一時的な麻痺が出ることがあります。また、外科矯正治療にも限界があり、上下の顎の位置や形を自由自在に変えられるものではありません。事前によく相談した上で治療目標を決めていくことが大切です。